オオアレチノギクを食べる事は出来る。食べ方や効能について調査。

野草
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今回はオオアレチノギク『大荒地野菊』の食べ方について調べてみました。

 

オオアレチノギクを食べることは出来る。

オオアレチノギクってその辺に生えていますよね。道端にも生えているし、河川敷にも生えてる。もし、食べるものが無くなった時には食べて飢えをしのいでもいいかと思います。オオアレチノギクには毒はありませんからね。ネットで情報を探ると、ちらほら食べて居る人がいました。

 

オオアレチノギクの食べ方について調査。

オオアレチノギクを食べた感想を言っている人は、灰汁抜きをしっかりとする事が大切だと言っていました。生だと、どうしてもキク科特有の香りがして、食べる気にならないんだとか。3分茹でてから食べて居る人の感想を聞くと、「苦味があるが春菊に似ている味」だそう。

味はそこまで悪くなさそうですね。まあ、アブラムシが好きな野草ですしね~。おひたしにするより、天ぷらにしたほうが無難ですね。

ネットでこの野草の食べ方について調べても、あまり情報が無いので、食べる人はほぼほぼ居ないという事でしょう。ですが、ちょっと面白い情報を発見しました。それは、飼い犬が散歩中にずっと食べるという情報です。家に帰ってエサをあげても食べないのに、オオアレチノギクの葉は食べるというものでした。

人間には不人気の野草ですが、犬には人気だったのですね。w

 

オオアレチノギクの効能について調査。

オオアレチノギクの栄養素や、効能について調べてみたのですが、全く情報がありません。まず、食べる人がいないですし、それだけ旨味が少ないからでしょう。ですが先ほども言ったように犬がハマっているのは何かしら理由があるでしょうね。天然のビタミンや酵素が豊富に含まれている可能性もありますよね。もしそうだとしたら食糧危機の時に取りまくりましょうかね。w



オオアレチノギクとヒメムカシヨモギの違いについて。

オオアレチノギクとヒメムカシヨモギって本当に似ています。どっちがどっちか分からない人も沢山見受けられますね。という事で、違いについて説明していきましょう。

まず、色です。

  • ヒメムカシヨモギは黄緑ですが、オオアレチノギクは灰緑です。

そして花

  • オオアレチノギクは舌状花(黄色)が目立たないですが、ヒメムカシヨモギは白い花弁が目立ちます。

そして葉

  • オオアレチノギクの葉は両面に毛が生えています。ヒメムカシヨモギは葉の縁に長い毛があって両面には殆どありません。

 

 

オオアレチノギクの花期と特徴。

オオアレチノギクの花期は7月から10月です。秋に芽生えてロゼットで冬を越します。大きさは大体1.5メートルから2メートルです。

葉をよく観察すると、両面に短毛が寝ていますね~。

 

根生葉は浅い鋸歯のある細長い倒披針形、茎葉は鋸歯がほとんどなく細長い披針形である。花は徳利型の頭状花で、長さ5mm程度。舌状花は目立たず花弁がない花に見える。果実は痩果で薄茶色の冠毛をつける

引用元:『wikipedia』

 

茎や葉は灰色がかった灰緑色。根生葉は倒披針形。茎葉は狭披針形で、両面に短毛が生える。茎の上部に小さな頭花を円錐状に多数つける。頭花は長さ約5mm。舌状花は舌状部が小さく、総苞に隠れてほとんど目立たない。総苞は卵形または短い筒形。そう果は長さ約1.5mm。冠毛は長さ4mm。

引用元:『松江の花図鑑』

オオアレチノギクは下部の葉腋に多数の小さな葉を形成しますね。開花した後、種は綿毛に乗って運ばれます。

この野草が日本にやってきたのは、1920年頃。東京にて観察されたのが始めです。日本では本州から九州までで観測されています。雑草と言われていますが、その理由はやはり日本の在来種を駆逐する恐れがあるからです。そのために、オオアレチノギクは『要注意外来生物』に指定されているのです。1個体で10万個以上の種子を生産するらしいです…

 

オオアレチノギクの花言葉。

そんな迷惑がられるオオアレチノギクにも花言葉はあります。それは...

 

真実

 

です。何故このような花言葉になったのかは分かりませんが、どこにでも生えているのでいつでも観察できることから、しっかりと現実を見ろって事なんでしょうか。つまり、今を生きろって事なのでしょうか。w

 

まとめ。

今回はオオアレチノギクの食べ方について記事にしました。実際この野草を食べる人は少ないです。美味しかったら台所に並ぶ事が多いでしょうが、その情報がないという事は、食用に不向きという事でしょう。ただ、毒はありませんので飢えを凌ぐためにはいいかもしれませんね。w

 

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