今回はノボロギク(野襤褸菊)(Senecio vulgaris)の食としての活用方法について調べてみました。率直に言うと、止めた方がいいって事ですかね。
Contents
え?ノボロギクを食べる?!毒性があるから止めた方がいいです!
ネットでもノボロギクの調理法について書かれたものがありませんので、食べない方がいいかと思います。ではなぜ食べないのか?どうやらノボロギクには『毒(ピロリジジンアルカロイド)』が含まれているようです。
ですから、食べるのはやめておきましょう。もし食べてしまったら下痢や吐き気といった症状が表れるようです。動物もです。ですがこのノボロギクは、民間薬として使用されていた過去があるようですね。
使用されていた過去があるヨーロッパでは、煎じたものを『月経痛』や『疝痛』に使っていたり、生の葉を絞って痔の疾患に使用していたようです。現代の医療は発達していますし、薬局に行けば普通に薬が買えますので、このような使い方は覚えなくて良いでしょう。w
ノボロギクの特徴についてまとめました。
- キク科ノボリギク属
- 一年草
- 明治時代の初めごろに帰化
- 生息場所は『道路のほとり』『畑』など。湿り気がある畑地ではやっかい
- 茎は柔らかく多汁質。高さは30㎝~50㎝程度
- 葉も柔らかく艶がある。春菊に似た形で互生でし、不規則な羽状になる。(葉柄無し)
- 新しい葉は毛が密生している
- 頭花は黄色で一年中見られる。冬から秋にかけて見られることが多い。基本的に筒状花。(舌状花になる事もある)
- 散房花序
- 総苞は1㎝程度。総苞片の先が黒紫で三角形の形。基部に小苞がある。
- 痩果は2㎜程度前後で白色の冠毛あり
ノボロギクとノゲシが似ていて分からないという人が沢山いるって話。
ネットで、「ノボロギクとノゲシどっち?」ってツイートしている人が沢山います。ですが、簡単に言うと、ノゲシの花は舌状花ですが、ノボロギクの花は筒状花です。
ノボロギクの画像。綿毛が可愛い。
ノボロギクの花言葉。
ノボロギクの花言葉について調べました。すると...
『一致』
『遭遇』
『合流』
だという事が分かりました。何故このようなネーミングがされているかというと、それは、花が集合している様子から名付けられたようです。まあ、『一致』や『合流』は分かりますよね。
でも、『遭遇』って何で?←そう思ったので調べてみたのですが、どうやら一年中どこでも見る事が出来るためにそのような花言葉が付いたようです。
うん。納得。
まとめ。
今回はノボロギクの『食べる』をテーマに記事を書きました。ノボロギクには毒が含まれているので、食べないでおきましょう。お腹壊します。
コメント