今回は『セイタカアワダチソウ』を使った入浴剤の作り方を紹介します。僕は幼い頃からアトピー持ちで、ボディーソープなども身体に刺激が少ないものを使っていました。勿論ステロイド剤も使っていました、、、
ですが、セイタカアワダチソウを使って作る入浴剤を使ってアトピーを治した人も居るようです!この情報は知らない人が多いでしょうから、是非参考にして頂ければと思います。
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セイタカアワダチソウの入浴剤の作り方!
セイタカアワダチソウは様々な土地に対する適応力がとても高く、北は北海道から南は沖縄の久米島で確認されています。この植物を見た事が無い人はほぼほぼいないでしょう。なにせ数が多いですから。アメリカではケンタッキー州の州花になっているようです。
そんなセイタカアワダチソウですが、繁殖力が高くて迷惑がられる事が多いです。ですから、まさか入浴剤に使われるなんて思わなかったと感じる人は多いでしょう。僕もそうでした。w
このセイタカアワダチソウの入浴剤の作り方ですが、とっても簡単です。
...まず、セイタカアワダチソウが開花する前の『つぼみ』を採取。そこから大体30㎝ぐらい。
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しっかりと乾燥
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鍋に湯を入れ、50度から60度ぐらいになったらセイタカアワダチソウを入れてエキスを出す(高温にすると酵素が壊れる)
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エキスを風呂に投入。(鍋で使った『つぼみ』も布などにくるんで風呂に入れる)
重要な事を話しますが、花を咲かせる前の『つぼみ』を使う事が超重要です。つぼみに酵素が含まれているので、花を咲かせてしまうと効果が薄くなるためです。
上記は花が咲いている状態のセイタカアワダチソウです。こうなる前に採取しましょう。1年の内の1週間から2週間だといわれてるので、タイミングを見計らってどんどん取りましょう。w
風呂には最低でも3日入ってくださいね。お湯は流さずに追い炊きをして使います。ちょっと汚いと思っちゃうかもしれませんが、セイタカアワダチソウの酵素がどんどん出てきてくれるようですから、流さずに使う事は大切な事なんです。
排水口も綺麗にしてくれます!
セイタカアワダチソウの入浴剤を使ったお風呂に入ればアトピーが治る!?好転反応が出る事もある。
セイタカアワダチソウの入浴剤について調べている人は恐らく、自分やお子さんがアトピー性皮膚炎を患っているからでしょう。そう、セイタカアワダチソウはアトピーに効果がありますからね。このお風呂に入ると、皮膚の下に溜まっているものの排毒を促してくれるそうで、その結果アトピーに効果があります。
セイタカアワダチソウのお風呂に初めて入った人は、身体に異変を感じる事があるかもしれません。色々な人の意見を見ましたが、人によっちゃ『目ヤニ』『湿疹』『せき』『かゆみ』などが症状として現れることもあるようです。
ですが、それは『好転反応』と呼ばれるものなので、身体がアレルギーを起こしているわけではないそうです。
ですから、エキスの量を考えながら、ちょっとずつ身体に合わしていく事が大切です。身体に異常が出た時は、成分を薄めて下さいね。一週間ぐらいは好転反応が出るかもしれません。それを乗り越えれば、アトピーに効果が出てくるはずです。(効果は人それぞれです)
セイタカアワダチソウの効能まとめ。
セイタカアワダチソウは『アトピー性皮膚炎』以外にも効果があります。調べてみると、本当に多くの効能がある事が分かりました。
- 喘息
- 胃腸系の障害に効く
- デトックス効果
- 保湿効果
- 乾燥肌に効く
- 人工透析をしている腎臓病
- 利尿作用
- 癌細胞抑制
- 酸化防止作用
- 血統上昇抑制作用
- 精神安定作用
こんな効果があるなんて想像以上です。ヨーロッパやアメリカでは民間薬として使われてきたそうですね~。バンバン取っちゃいましょう。w
セイタカアワダチソウはアレルギー反応『花粉症』を起こす疑惑が上がったが、それは嘘。ブタクサが原因。
ブタクサとセイタカアワダチソウの違い
#冬休み子ども科学電話相談 pic.twitter.com/aOPyh3QumS— まゆさん (@mayu_1903) January 2, 2019
セイタカアワダチソウは『花粉症の原因』と言う人がいます。ですが、ハッキリ言います。
それはデマです。
何故、セイタカアワダチソウが花粉症の原因と言われたのかというと、それはブタクサ(要注意外来生物)と似ているからです。セイタカアワダチソウは『虫媒花(花粉は重くて粘り気があるものが多い』ですから、花粉を飛ばしません。そう、その名の通り”虫が花粉を運ぶ”のです。
ブタクサは『風媒花(花粉はサラサラとしていて風に乗る!』ですから、ガンガン花粉を飛ばします。
ついでにブタクサの花粉によって、こんな症状が表れる人がいますので、紹介しておきます。
- 鼻水
- 目が痒くなる
- 肌が痒くなる
- 倦怠感
セイタカアワダチソウが咲く季節について。
セイタカアワダチソウは8月から11月に開花します。この差は気温によるものでしょう。
基本情報↓
日当たりのよい土手や空き地に大群落をつくる高さ1~2mの多年草。
地下茎を伸ばしてよく増えます。茎や葉に短毛がはえ、ざらつきます。葉は互生する単葉で、長さ6~13cm、幅1~2cmの披針形、3本の脈がめだちます。
葉の縁は全縁または低い鋸歯があります。短い葉柄があります。枝の上側に径5mmほどの黄色い頭状花序が密に並び、全体で大きな円錐状の花序になります。舌状花、筒状花とも黄色です。舌状花は1頭花あたり10~18個です。果実は痩果で冠毛があります。
セイタカアワダチソウの情報について調べていると、『自然療法』という本を出版している東城百合子さん(享年94歳)が、セイタカアワダチソウの効能について執筆していました。
近ごろのスーパーで売っている野菜などは、栄養素が下がっていますが、身近にある野草などには栄養素が豊富に含まれているものが多いです。そしてその野草を有効活用する方法を東城百合子さんは紹介していましたね。
まさに時代にあった活動をしていらっしゃった方なのです。この本の評価をアマゾンで見ましたが、”113個の評価合計で4.5”でした。かなりの高評価です。参考になりますね~
セイタカアワダチソウはお茶にも出来るし食べることも出来る!
セイタカアワダチソウのお茶は、乾燥させたものを細かくカットし、そしてフライパンで煎るだけです。ちょっとクセがあるようなので、他の茶葉とブレンドして使っている人が多いですね。
そしてセイタカアワダチソウの新芽と花は食べる事が出来るようです。新芽は天ぷらにするとおいしいとの事!タラの芽を超える歯ざわりなんだって!
セイタカアワダチソウのアレロパシーについて。
セイタカアワダチソウと検索すると、こんなキーワードが出てきます。
...アレロパシー???僕はアホなのでマジで分かりませんでした。w
という事で、調べてみるとセイタカアワダチソウって結構厄介な植物なのですね。まあ、要注意外来生物ですからね。他には『日本の侵略的外来種ワースト100』にも選ばれています。。。
それは、『アレロパシー』が原因になっているのです。というのも、調べてみるとアレロパシーというのは、地下茎から分泌する物質で、多種の種子発芽を抑制してしまうようです。という事で、セイタカアワダチソウが繁殖してしまうと、他の植物の発芽が困難になってしまうという事なんですね。
マジで迷惑な存在だったのです。。。
まとめ。
今回はセイタカアワダチソウの入浴剤の作り方と、効能についてまとめました。もし、アトピーで悩んでいる人が居れば紹介してあげて下さい。
人それぞれ効果に違いがありますし、好転反応によって一時は苦痛を感じるかもしれません。徐々に慣れていけば、アトピーの完治も見えてくるはずです。ただで採れますから試してみては?
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